第4報(2023年11月23日(ハワイ現地時間))以後の状況について、以下のとおりお知らせします。
1.「主鏡支持機構(固定点)の異常値」への対応状況
固定点の力センサーの交換を行うため、具体的な作業内容や手順等に係る計画を策定した上で、足場の設置、工具の手配、作業手順の確認、ハザード・リスクの確認等を実施し、3点ある力センサーの交換作業に順に着手している。交換作業、交換後の検査・評価は、それぞれ数週間程度の見込み。
なお、既報のとおり、力センサー交換後の検査で異常値が解消した場合は、主鏡の傷の補修後に再度検査(望遠鏡の指向精度調査と主鏡形状調査)を実施し、復旧を完了させる。一方、力センサー交換後も異常値が解消されない場合は、力センサー以外の不具合が考えられるため、当該箇所を特定するために更なる調査を行う。
2.「主鏡の傷」への対応状況
前回の確認状況から変化はなく、既報のとおり、力センサーの交換後に主鏡の傷の補修作業を実施する予定。
観測予定の皆様には長期間にわたりご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。今後も、1か月に一度程度は随時情報をウェブサイトにおいて更新します。
発表資料
夜間観測の中止について 第4報(2023年11月23日)
夜間観測の中止について 第3報(2023年10月16日)
夜間観測の中止について 第2報(2023年9月27日)
夜間観測の中止について 第1報(2023年9月20日)