
説明 | : | 低解像度( 142 KB) / 中解像度( 570 KB) / 高解像度( 5.1 MB) 宇宙は膨張しているため、遠方にある天体からの光は、私たちに届くまでの間にその波長が長く伸ばされています。これが赤方偏移という現象で、遠い天体ほどその影響は大きくなります。ここで紹介する2つの画像は、左が 41 億光年先の銀河団、右が 62 億光年先の銀河団です。色の違いに注目してみると、より遠方にある右の銀河団の方がより赤い色をしていることがわかります。天文学者にとって、赤方偏移は重要な効果で、これにより天体の距離を正確に測定することができます。 元画像(高解像度)は、こちら 41 億光年先の銀河( 9.2 MB ) / 62 億光年先の銀河団( 9.8 MB) (クレジット:国立天文台;画像提供:田中賢幸) 【観測装置】超広視野主焦点カメラ ハイパー・シュプリーム・カム(HSC) すばる望遠鏡 25 周年企画として、2024年4月より、毎月2回のペースでギャラリー画像を追加していきました。美しい天体画像の数々をお楽しみいただけたでしょうか。2025年4月からは新シリーズをはじめます。これまで通り月2回のペースで、第1木曜日はマウナケアの自然や星空の様子、第3木曜日には引き続き、すばる望遠鏡が撮影した未公開の天体画像をギャラリーに公開する予定です。これからもすばる望遠鏡が観る宇宙の姿をお楽しみください。 |
---|