説明 | : | 総合研究大学院大学の利川潤さん、国立天文台の柏川伸成准教授、京都大学の太田一陽 GCOE 特定研究員を中心とした研究チームは、すばる望遠鏡を用いた観測により、127 億 2000 万光年先にある「原始銀河団」を発見しました。これは現在知られている中で最も遠い原始銀河団であり、127 億 2000 万年前の宇宙、すなわち 137 億年の宇宙の歴史の中で宇宙年齢がまだ 10 億年にも達しない初期宇宙に、すでに銀河団が存在したことを示します。この発見は宇宙の構造形成や銀河進化の解明に重要な手がかりを与えるものと考えられます。 |
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すばる望遠鏡が見つけた宇宙最遠方の銀河団
2012年4月23日 (ハワイ現地時間)
最終更新日:2022年8月11日
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