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超広視野主焦点カメラによる大規模探査データの第3期世界公開

2021年9月30日 (ハワイ現地時間)
最終更新日:2021年10月13日

すばる望遠鏡の 330 晩を利用し、超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (HSC;ハイパー・シュプリーム・カム) で空の広い領域を深く観測する、大規模戦略枠プログラム (HSC-SSP) の第3期データが、2021年8月31日に世界に向けて公開されました。このデータリリースでは 278 晩分のデータが使用され、広域探査のうち 670 平方度の領域と、より深く宇宙を調べる 30 平方度の領域が含まれています。これらの領域では、総計5億個を超える天体が検出され、それぞれの天体の明るさ、位置、形状が正確に測定されました。世界中の研究者によるデータの活用が期待されています。

HSC-SSP による探査はラストスパートに入っています。残すところ観測時間は 20 晩程度で、2021年内に観測を終了する予定です。第4期データ公開が最後の公開となる見込みで、日本のコミュニティーをあげて大きな科学成果を目指します。

超広視野主焦点カメラによる大規模探査データの第3期世界公開 図

図1:約 40 億年前の巨大銀河団。銀河団は銀河の進化と、暗黒物質を調べる絶好の対象です。(クレジット:国立天文台/HSC-SSP)

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