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地元の方をマウナケア山頂にご案内 〜「カマアイナ・オブザバトリー・エクスペリエンス」

2020年6月8日 (ハワイ現地時間)
最終更新日:2020年6月12日

ハワイといえば世界的な観光地として有名ですが、ハワイ島マウナケアは世界に数ある天文観測サイトの中でも特に優れていると言われています。しかし地理的にも特殊な環境であるため、マウナケアの山頂や天文台施設にまだ訪れたことがないという方が、地元ハワイにも少なからずいらっしゃるようです。

そこで、すばる望遠鏡などの天文台では何が行われ、どんな人が最前線の天文学に携わっているのか、なぜハワイで天文学研究が盛んなのか、などをより多くの地元の方に知っていただこうと、「カマアイナ・オブザバトリー・エクスペリエンス」という山頂施設見学プログラムをマウナケア天文台群が合同で2016年にスタートしました。すばる望遠鏡では年間約 200 名の来訪者を迎えています。天文台群全体では年間約 800 名が来訪します。今年で4年目になりますが、とても人気のあるプログラムで、ウェブサイトでの申し込み開始後すぐに席が埋まってしまうほどです。

地元の方をマウナケア山頂にご案内 〜「カマアイナ・オブザバトリー・エクスペリエンス」 図

図1:すばる望遠鏡の観測室をご案内。(クジレット:国立天文台)

最近では、2020年2月15日にすばる望遠鏡を舞台とする「カマアイナ・オブザバトリー・エクスペリエンス」が開催されました。好奇心旺盛な 24 人のカマアイナ (ハワイ語で「地元住民」の意味) が山頂施設へ訪れ、すばる望遠鏡を間近にご覧いただきました。参加者の中にはハワイ島以外の島から訪れている方もいました。

今回の案内人は山頂施設で働くデイクルーで昼休みによくウクレレを弾いて歌う陽気なジョナとマイケルのカマアイナのコンビ、加えて広報室スタッフ1名の合計3名でした。デイクルーは標高 4200 メートルのマウナケア山頂が職場であり、普段は来訪者と接する機会はほとんどありません。参加者の中にはジョナの知り合いも偶然参加していて、「こんな所で会えるなんて想像もしてなかったわ」と思わず笑みをこぼしていました。すばる望遠鏡でも地元の職員が活躍している様子をご紹介する良い機会となり、ハワイの方々と共に天文学の発展を願う1日となりました。

地元の方をマウナケア山頂にご案内 〜「カマアイナ・オブザバトリー・エクスペリエンス」 図2

図2:望遠鏡前での記念撮影。(クジレット:国立天文台)

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