7月12日(土)より、日本科学未来館で特別展『深宇宙展〜人類はどこへ向かうのか~』が開催しています。国立天文台も協力・監修を行っており、宇宙開発の最前線と、宇宙の謎に迫る天文学の魅力をお楽しみいただけます。
月、火星、そして深宇宙へ―最新の宇宙探査技術が大集結した本特別展では、アポロ計画から半世紀ぶりとなる有人月面探査「アルテミス計画」で活躍予定の有人月面探査車「有人与圧ローバー」の実物大模型の展示を世界初公開しています。
また、火星探査のゾーンでは、火星の衛星フォボスからサンプルを持ち帰る世界初の挑戦であるJAXAの火星衛星探査計画「MMX(Martian Moons eXploration)」について紹介。2026年に打ち上げ、2031年に帰還予定となるMMX探査機の1/2模型が展示されています。
宇宙の謎に迫る天文学の展示では、すばる望遠鏡などの大型望遠鏡の模型が並びます。すばる望遠鏡が観た美しい宇宙の姿や観測成果の紹介とあわせて、お楽しみください。
その他にも、チリにあるアルマ望遠鏡や、JAXAの最新宇宙望遠鏡「XRISM」など、さまざまな望遠鏡の模型が展示されています。
深宇宙展ではこのほかにも、本物のロケット部品に触れられる展示や、大画面映像で体験する火星ツアー、小惑星探査機「はやぶさ」と「はやぶさ2」が宇宙から持ち帰った粒子の観察など、体験型のコンテンツが盛りだくさんです。深宇宙展を存分にお楽しみください。
展覧会名
特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか」To the Moon and Beyond
会期
2025年7月12日(土)~ 9月28日(日)
会場
日本科学未来館
〒135-0064 東京都江東区青海2丁目3番6号
開館時間
10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
※休館日
7月15日(火)、9月2日(火)、9日(火)、16日(火)
※開館時間、休館日等は変更になる場合がございます。