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すばる望遠鏡ドーム外壁塗料の剥離について

2024年10月15日 (ハワイ現地時間)
最終更新日:2024年11月6日

2024年8月24日、ハリケーン Hone(ホネ)による激しい雨風の影響で、ハワイ観測所すばる望遠鏡のドーム下部外壁側面の一部の塗料が剥がれる事象が発生しました。調査の結果、剥がれた塗料の総量は約 23 キログラムと見積もられております。なお、残留している塗料につきましては、下地にしっかりと接着しており、すぐに剥がれる心配はないと考えておりますが、引き続き状況を注視してまいります。

すばる望遠鏡が設置されているマウナケア山頂域は、ハワイ州によって保護地区(The State of Hawaii Conservation District)に指定されており、また、地元住民の方々にとって聖地でもあります。そのため、私たちはこの事態を非常に深刻に受け止め、塗料の材質に関する詳細な調査を行い、塗料の飛散範囲を数値シミュレーションで検証し、周辺環境への影響を調査しているところです。

今後の調査の進捗や結果については、当ウェブサイトを通じて適宜ご報告させていただきますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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