すばる望遠鏡について

すばる望遠鏡では、次世代の補償光学系システムの開発・検討を進めています(ULTIMATE-Subaru計画)。本計画では、2025年頃までに地表層ゆらぎを補正する地表層補償光学を導入し、既存の補償光学に比べて100倍以上の視野にわたる星像改善を実現します。また、この新しい補償光学系システムと組み合わせる赤外線観測装置を開発し、かつてない広視野、高感度、高解像度の近赤外線宇宙深探査を行うことで、初代銀河の検出、銀河骨格の形成史の解明など、さまざまな宇宙の謎に迫ります。