すばる望遠鏡について

観測装置

188 素子波面補償光学装置 AO (Adaptive Optics)

188 素子波面補償光学装置 AO (Adaptive Optics)

すばる望遠鏡では、 1990 年代後半に第一世代の 36 素子補償光学系を開発、世界中の天文学者に公開してきました。さらに性能を格段に向上させた第二世代の 188 素子補償光学系は 2006年10月9日に試験観測に成功、現在は共同利用観測によって活用されています。この 188 素子補償光学系にはレーザーガイド星生成システムが備わっており、明るいガイド星が観測天体の近傍にない場合でも、補償光学系を利用することができます。188 素子波面補償光学装置は、すばる望遠鏡のナスミス焦点の片方 (赤外線) に装着されます。

▶︎関連トピックス
2006年11月 AOがファーストライトを迎えました