こども天文学者になるための

用語集

こども天文学者てんもんがくしゃとして知っておきたい用語を解説かいせつするよ!

 
 

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【あ行】

天の川銀河(あまのがわぎんが)

太陽けいをふくむ銀河ぎんが。銀河けいともよばれる。その円ばん部分が全天を一しゅうする 天の川あまのがわとして地球からは見える。夏の天の川のいての方向が、天の川銀河の中心方向。

暗黒物質(あんこくぶっしつ) 

重さをもち重力をおよぼすが、ふつうの物質ぶっしつとほとんど反応はんのうしない未知みちの物質。宇宙うちゅう全体では、ふつうの物質にくらべ、重さで数倍も存在そんざいするとみられている。

宇宙の大規模構造(うちゅうのだいきぼこうぞう)

多数の銀河がつらなってつくられる大きな構造。超銀河団はその一部。

宇宙マイクロ波背景放射(うちゅうまいくろははいけいほうしゃ)

宇宙が誕生から間もなく熱かったころに放たれ、宇宙全体を満たしている光(電磁波)。

衛星(えいせい)

惑星や準惑星のまわりをまわる小天体。地球の月など。土星の環をつくる岩石や氷のようなものは、衛星とは呼ばない。

【か行】

可視光(かしこう)

人間の眼に見える電磁波。(波長では0.4~0.8ミクロン程度で、太陽のような星が最も多くのエネルギーを放つ波長帯)

銀河(ぎんが)

多数の星やガス(および暗黒物質)が、重力でまとまった状態にある天体。

銀河群(ぎんがぐん)

数個から数十個の銀河の集まり。天の川銀河は数十個の銀河を含む銀河群の一員。

銀河団(ぎんがだん)

明るい銀河を100個以上含む銀河の集団。

クエーサー(くえーさー)

銀河の中心部で強い光(電磁波)を放つもののうち、最も明るいもの。中心部には、巨大ブラックホールがあると考えられている。

系外惑星(けいがいわくせい)

太陽以外の恒星のまわりを回る惑星。

恒星(こうせい)

太陽のように自らエネルギーを作り出して輝く天体。夜空に見える星のほとんどは恒星。

光年(こうねん)

光が1年間に進む距離。約9兆5000億キロメートル。

【さ行】

重力(じゅうりょく)

引力とも呼ぶ。物の重さ(質量)に比例して受ける力。あらゆる物質は重力で引きあっている。

準惑星(じゅんわくせい)

太陽系で、惑星よりは小さいが、ほぼ丸い天体のことで、小惑星セレスや冥王星など。

小天体(しょうてんたい)

「太陽系 小天体(たいようけいしょうてんたい)」を参照

小惑星(しょうわくせい)

太陽系小天体のうち、彗星ではないものを呼ぶ場合と、木星軌道よりも内側にある岩石質の小天体を呼ぶ場合とがある。

彗星(すいせい)

太陽系で、ガスやダスト(小さな粒子)を放出する小天体。

星雲(せいうん)

周囲よりガスや塵が比較的濃く集まって雲のように見えるところ。光を放ったり吸収したりする。

赤外線(せきがいせん)

可視光よりも波長が長く、電波よりも短い電磁波。(多くが地球の大気でさえぎられるため、天体観測には高い山が適している)

赤色巨星(せきしょくきょせい)

恒星の種類のひとつで、大きく膨らんで表面の温度が低くなった星。太陽も、約50億年後には赤色巨星になる。

【た行】

太陽系 外縁天体(たいようけい がいえんてんたい)

太陽系において海王星よりも遠くにある小天体。

太陽系 小天体(たいようけい しょうてんたい)

太陽系内の太陽と惑星・衛星と準惑星以外の天体のこと。小惑星帯の岩石質の小惑星や氷で出来た彗星、海王星より遠くにある氷の天体たちなど。

超銀河団(ちょうぎんがだん)

銀河団や銀河群が連なった大きな構造。

超新星爆発(ちょうしんせいばくはつ)

太陽よりずっと重い恒星や、重くなりすぎた白色矮星が引き起こす大爆発。(突然明るく輝くことから超新星とよばれるようになったが、新しい星が生まれるわけではない)

天体(てんたい)

宇宙にあるひとつひとつの「もの」。月や太陽、恒星、銀河などはすべて天体。

【は行】

白色矮星(はくしょくわいせい)

赤色巨星が外側の部分を放出してしまった後に残る中心部だけからなる天体。最初は温度が高いがやがて冷えていく。

ビックバン(びっくばん)

宇宙が誕生し、膨張を始めた時点のこと。

ブラックホール(ぶらっくほーる)

狭い範囲に重さ(質量)が集中しているために、光が出てこられなくなってしまう範囲のこと。太陽の数倍程度のものと、10億倍程度にもなる巨大なものが知られている。

(宇宙の)膨張(ぼうちょう)

宇宙が誕生以来ふくらみ続けていること。天体どうしが遠ざかるのではなく、それを含む空間そのものが膨らんでいる。

【わ行】 

惑星(わくせい)

恒星のまわりを回っている、自らはエネルギーを作り出さない天体。太陽系には、地球や木星など8つの惑星がある。ほかの恒星のまわりにも、惑星が見つかっている。

惑星状星雲(わくせいじょうせいうん)

赤色巨星の外側の部分が放出されてできた星雲が輝いているもの。やがて星雲はなくなり、中心の星が白色矮星となって残る。(昔の観測で惑星のように見えたためにこの名前がつけられたが、惑星とは関係ない)

ここに載っていない用語について知りたい時は、「天文学辞典(外部サイト)」で調べてみてね!
 
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