来訪者の皆さんへ
このページでは、ハワイ観測所来訪の際、どのような手続きが必要になるかについて説明しています。
■渡航準備...
- 来訪スケジュールが決まりましたら、ハワイ観測所来訪希望申請書を提出してください。
来訪希望申請書は、ハワイでの宿泊やレンタカーの手配など、各種手配のために必須のものです。 提出が遅くなりますと希望通りの手配ができないなど、不都合を来します。
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ハワイ観測所閉所日の到着について
ハワイ観測所業務時間は月曜日から金曜日まで朝8時から正午、午後1時から夕方4時半となっており、土日やハワイ観測所で規定する休日は閉所しております。
閉所時に起こったタクシー、宿泊などに関するトラブルや航空機の遅れなどに対して、即時にサポートが出来ない場合がございますので、ご了承下さい。
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その他の旅行準備について
- 米国政府(関税・国境警備局)による入国管理強化のために、ビザなしで米国に入国される方は、前もって電子渡航認証システムESTA(Electronic System for Travel Authorization)で認証を受けることが義務付けられています。
内容としては、I-94に相当するもので、2年毎(もしくはパスポートの有効期限内)の登録が必要です。< 下記のサイトで登録をしてください。
出張のために申請する場合、$21のESTA料金を支給することができます。
受領書とカード引き落とし明細のその部分のコピーをすばる室旅費担当にへ提出してください。
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ホテルを利用される方は、宿泊費はご自身でお支払いください。 米国で有効なクレジットカードを用意されることをおすすめいたします。 クレジットカードを持っていない場合、高額の預かり金を請求されることがあります。
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国立天文台が支給する、すばる共同利用観測旅費以外の財源で来られる方に対しては、ハワイ観測所でハレポハクの宿泊料をお支払いいただきます。
クレジットカードはVisa, Master, JCB, Diners Clubの各カードがご利用になれます。 クレジットカ-ドでのお支払いをお勧めしておりますが、クレジットカードをお持ちでない方は現金でも受け付けております。 -
お持ちのクレジットカードが米国で使用可能かどうかについては、カード会社にお問い合わせください。
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米国では医療費が大変高く、旅行中の怪我や病気に際して治療を受けた場合、高額の治療費を請求されることがあります。 旅行前に旅行保険に加入されるか、旅行保険のついたクレジットカードなどを持参されることをお勧めいたします。
また、現地で治療を受けた場合、払い戻しのために必要な手続きや連絡先などについての情報を収集しておくことをお勧めいたします。
国立天文台から旅費補助を受けて出張される方には、団体加入の海外旅行保険が適用されますので、ご自身で加入する必要はありません。 -
留学生の方でハワイ渡航のために米国査証(VISA)の取得が必要になる場合、費用のサポートが可能です。旅費担当者にご相談ください。
またVIAS取得のために所長名のinvitation letterを発行しますので、早めに共同利用担当にお知らせください。
- 米国政府(関税・国境警備局)による入国管理強化のために、ビザなしで米国に入国される方は、前もって電子渡航認証システムESTA(Electronic System for Travel Authorization)で認証を受けることが義務付けられています。
■出発までに...
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来訪希望申請書に予約番号などが記入され返信されます。内容を再度確認し、旅行日程は正しいかどうか、宿泊などの予約に矛盾がないかなどをご確認ください。 日程の変更や予約に誤りがある場合には速やかにvisitorform_at_naoj.orgにご連絡ください。
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国立天文台から旅費支給を受ける方には、団体加入の旅行保険の保険証が出発前にメールで送付されますので、ご確認ください。
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ハワイ観測所諸施設での計算機の利用について
ご自身のコンピュータを持ち込んで、観測所施設でLANに接続することを予定されている方は、事前にコンピュータがウイルスなどに感染していないことをご確認ください。 また、ウイルス検知・除去ソフトをインストールし、ウイルスなどへの対策を講じることを強くおすすめいたします。
山頂では有線LANのみ使用可能で、無線LANは使用できません。
■ハワイ観測所到着後の手続き
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ハワイ観測所山麓施設の業務時間は月曜日から金曜日まで朝8時から正午、午後1時から夕方4時半となっています。
業務時間に観測所内に入るには、入り口にあるインターホンをご利用ください。観測所は24時間施錠されています。 -
ロビーの受付で共同利用観測者であることをお知らせください。
1階のオペレーションセンター(101号室)へご案内いたします。 -
ハレポハク宿泊料を払う必要のある方は、ここで支払っていただきます。
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ハワイ観測所にしばらく滞在される場合には、ビジター用のオフィスへご案内いたします。
注 意:ハワイ観測所の休日や時間外に到着される場合、観測所は厳重に施錠されているため中に入るためには特別のアレンジが必要です。あらかじめアレンジされた方法や時間を必ず守ってください。
■山麓施設について
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山麓施設にはビジター室があります。2階の204号室です。
部屋のそれぞれの机には電源コンセントとLANケーブルが用意され、さらにLinuxの入ったPCが2台、そしてプリンタと電話があります。
利用ご希望の方は山麓施設に到着した際にオペレーションセンターにその旨お伝えください。 -
山麓施設にはこのほかに会議室、スタッフラウンジなどがあります。
スタッフラウンジには 冷蔵庫、電子レンジ、オーブントースター、お湯 などが用意されています。 -
山麓施設には食事の用意はありません。
食事のできるところは、徒歩で 5分から10分のところにイミロア・天文学センターのカフェテリアと、ハワイ大学ヒロ校のカフェテリアがあります。
食料品店は徒歩圏内にはありません。空港から山麓施設の間にコンビニエンスストア(セブンイレブン)があります。 -
山麓施設は指定喫煙場所を除き禁煙です。
ハレポハク、山頂施設も建物の中は禁煙です。詳しくはビジター室の中のポスターをご覧ください。
■ヒロからのリモート観測を行われる方へ
- リモート観測室は、ハワイ観測所(山麓施設)2階の208号室です。
- 観測開始時刻に余裕を持って準備などを行ってください。
- 宿舎(ホテル)~観測所間の移動は、各自レンタカーまたはタクシーをご利用ください。
- ハワイ観測所では食事の用意はしていません。冷蔵庫・電子レンジ・オーブントースター・お湯の用意はあります。
■ハワイ観測所諸施設での計算機の利用について
ハワイ観測所及びハワイ大学IfAのネットワークを使って著作権物を許可なくダウンロードしないようお願いします。
ハワイ観測所及びハワイ大学IfAのネットワークとは、ハワイ観測所ヒロ、ハワイ観測所山頂、ハレポハク施設、ハレポハクのすばるオフィスなどを含みます。著作権物を著作権者の許可なくダウンロードすることは一般的に非合法であり、重大な罰金、刑事あるいは民事訴訟の対象となるだけでなく、ネットワークを運営している組織の信用を失墜させる行為です。
■安全で健康な観測のために
ハワイ観測所では、日米両国の安全に関する規制に準拠し、安全な職場環境を目指しています。 このため安全管理マニュアルを作成し、これに基づいた安全プログラムを実行しています。
特に山頂での観測の場合、標高4200mという高地にあるため、いわゆる高山病と呼ばれる病気にかかる危険性があります。 マウナケア山頂すばる望遠鏡訪問者安全心得 を事前にお読みください。
また、人の安全・健康とともに、望遠鏡などの機器の安全や健康は観測のために必須のものです。 機器を守るために、強風や高湿など悪天候時などには望遠鏡の指向角度の変更やドームシャッタを閉めるなどの処置が取られます。この決定は当直のオペレータの判断にておこなわれますのでご了承ください。
■ハレポハク(中間宿泊施設)に到着したら
ハレポハクのドアはすべてコンビネーションナンバーで施錠してあります。このナンバーはハレポハクの予約完了通知と併せてお知らせします。
正面玄関を入りますと、左側にフロントデスクがありますので、その上においてあるチェックインシートと鍵をご確認ください。チェックインシートに必要事項を記入して、フロントデスクにありますKey Dropに入れてください。ハレポハク内のすばるオフィスはフロントデスク右側の廊下を入り右側1番目のドアです。 この入り口ドアもコンビネーションナンバーで開けることになりますので、ハレポハクの予約完了通知と併せてお知らせします。
すばるオフィスの中のホワイトボードに氏名と部屋番号を書いておいてください。
ハレポハクのすばるオフィスは観測者と観測所スタッフの共用施設です。混雑することもありますがご了承ください。備え付けの机や計算機などは使用しない時にはほかの人が使えるよう、整頓にご協力ください。宿泊棟はB, C, Dがあります。ハレポハクの案内図はフロントデスク横にありますので、ご覧ください。
ハレポハク宿泊代には3食の食事と夜食が含まれます。チェックイン後の最初の食事はディナーで、チェックアウト直前のランチまで提供されます。
食事をとる際はカフェテリアにありますサインシートに氏名を記入し、”RESIDENT”欄にチェックを入れてください。
夜食を希望する際はカフェテリアにありますリクエストシートに記入し、午後3時までに箱に入れてください。夜食は夕食時までに下膳口付近の冷蔵庫の中に用意されます。ハレポハク食事時間
朝食 午前6時 から 午前8時30分まで
昼食 正午 から 午後1時まで
夕食 午後4時 から 午後5時まで*なお、ハレポハクには図書室、テレビルーム、ビリヤード台、ランドリー等の設備があります。
*下記の詳細に記載されておりますが、ハレポハクでジャケットを借りた場合は、個人払いで1着6ドルです。借りた場合はお手数でもハワイ観測所オペレーションセンターに報告して、帰国前に観測所でクレジットカードでお支払いをお願いいたします。
ハレポハクについての詳細はこちらをお読みださい。
■ハレポハク中間施設から山頂までの移動について
ハレポハク中間施設から山頂までは、通常観測所の職員が運転する車で移動して頂きます。ご自身の運転するレンタカー等で山頂までの移動を計画している場合は、事前のアレンジが必要になるのでハワイ観測所までお知らせ下さい。
■山頂に到着したら
安全に関する注意の中にあるように、山頂では観測所のシフトリーダの指示に従ってください。シフトリーダはオペレータにご確認ください。山頂では有線LANのみ使用可能で、無線LANは使用できません。
■観測所を出発される前に
ハレポハク宿泊施設のチェックアウト
ハレポハクをご利用の方は、鍵をフロントのKey Dropに入れて返却してください。これで手続きは完了です。
返却その他
観測所のカードキーを受け取られた方はオペレーションセンターに返却してください。ハレポハクの宿泊代の支払いが必要な方で来所時に支払いができなかった方は、かならず オペレーションセンターで支払いを行ってください。
■帰国後
旅費の支給を受ける方は直ちに下記の必要書類を三鷹すばる室末広宛に提出してください。
1,4は帰国日前後にこちらからメールに添付して書式をお送りします。1. 出張完了届
2. 全搭乗券の半券のオリジナル (提出できない場合は、航空会社に搭乗証明書の発行を依頼してください)
3. ホテルの領収書
4. 出張報告書
出張前に提出していただいた航空券の領収書、見積書、日程表に上記の4点を加えた計7点の書類が揃うことで、
当初計画通り出張が完了したとみなして、旅費支払い手続きに入ることになります。
通常、2.3週間ほどで旅費が振り込まれる見込みです。
書類はハレポハクの宿泊日数を含め日付に間違いがないか、当初の日程通りであるかなど、十分注意して作成してください。上記の詳細は外国出張旅費が支給されるまでの手続きについてをご覧ください。
■すばるセミナー
ハワイ観測所では、皆さんの研究テーマを観測所のスタッフに紹介するため、 すばるセミナーを開催しています。皆さんの発表をお待ちしております。
updated on June 6, 2023