観測成果

XDF021823.6-052501の電波、可視、X線による比較画像

2004年6月1日

 

 電波・可視光・X線で見た銀河 (SXDF021823.6-052501) の比較図。上段の図は、VLAによる電波 (左),すばる望遠鏡による可視光 (中),XMM-ニュートンによるX線 (右) それぞれ400秒角 (1/10度角強) x400秒角の画像。下段左の図は、可視光の画像に電波画像を重ねたもの。下段右は可視光の画像にX線画像を重ねてある。

 SXDF021823.6-052501は、銀河団中の一番大きな銀河であり、X線源には対応しないが、複雑な構造をした電波源の中心に一致することが解る。この画像の中のX線源は、ほとんどが青い星状の天体 (おそらく遠方のクエーサー) に対応している。このように違う波長での観測による相関を調べると、これらの天体の正体を知る手掛かりとなる。

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