すばる望遠鏡の関連施設 大しょうかい!
すばる望遠鏡の施設
大しょうかい!
山ろく施設(ヒロオフィス)
ハワイ島東岸のヒロにあるオフィスです。地元の方をはじめ、日本人、アメリカ人、フランス人など、いろいろな国出身の100人あまりの人々がはたらいています。オフィスには、研究室や事務室、実験室、計算機室、すばる望遠鏡のリモートコントロール室、図書室などがあります。
中間宿泊施設(ハレポハク) 標高約2,800m(富士山の7合目あたり!)
マウナケアの中腹、標高約2,800mにある施設です。ここからさらに上に登った標高約4,200mの山頂付近にある天文台郡ではたらく人たちは、ここにしばらく滞在して、高地に体をならします。宿泊棟や食堂、観測の準備、打合せ、データ解析を行うための各天文台のオフィスがある他、休憩時間をすごすための娯楽設備もあります。
すばる望遠鏡(「ドーム」と「観測制御棟」) 標高約4,200m (富士山よりも高い!)
中間宿泊施設から、4輪駆動車を使って約30分間で到着する、天体観測のための施設。高さ約40メートルの「ドーム」と、ドームから少し下がったところにある「観測制御棟」の2つの施設からなります。すばる望遠鏡のオペレーターは「観測制御棟」にある観測室から、望遠鏡をコントロールします。人がドームの中へ入ると、体から発する熱によりドーム内部の空気が乱れ、天体の像に影響が出る可能性があるためです。「観測制御棟」の中には、望遠鏡の制御を行う観測室や、ラウンジ、キッチンなどがあります。