観測成果

2014年

すばる望遠鏡の限界に挑んだ最遠方銀河探査 〜 宇宙初期に突然現れた銀河を発見 〜
すばる望遠鏡の限界に挑んだ最遠方銀河探査 〜 宇宙初期に突然現れた銀河を発見 〜 2014年11月18日

東京大学などの研究チームは、すばる望遠鏡にとって最も遠い宇宙をこれまでにない感度で探査し、ビッグバンからわずか7億年後の宇宙にある銀河を7個見つけました。ビッグバン間もない頃の宇宙で銀河が突然姿を現した様子が、初めて描き出されました。

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100 億光年かなたの天体の立体視を確認 〜 追観測で下された最終的な結論 〜
100 億光年かなたの天体の立体視を確認 〜 追観測で下された最終的な結論 〜 2014年10月21日

信州大学を中心とする研究グループは、およそ 100 億光年彼方にあるクェーサーをすばる望遠鏡で観測したデータが、この天体を2つの別の角度から見込んだ情報を含んでいることを、2014年に行われた追観測により確認しました。

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3大望遠鏡で挑む 100 億年前の宇宙の自然法則
3大望遠鏡で挑む 100 億年前の宇宙の自然法則 2014年9月11日

スウィンバーン工科大学を中心とする研究チームは、宇宙の基礎物理法則を調べるため、すばる望遠鏡など3つの地上大型望遠鏡を利用して、HS1549+1919 と呼ばれるクエーサーを観測し、電磁気力の大きさの指標となる微細構造定数が過去の宇宙でどのような値を持っていたのか、精密に調べました。

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天の川銀河の星の元素組成で探る宇宙初代の巨大質量星の痕跡
天の川銀河の星の元素組成で探る宇宙初代の巨大質量星の痕跡 2014年8月21日

国立天文台などの研究チームは、すばる望遠鏡を用いて天の川銀河内の星の調査を行い、これまでに知られていない特異な元素組成をもつ星を発見しました。この星の特異な組成は巨大質量の初代星によってもたらされた可能性があり、今回の観測結果は宇宙初期における巨大質量星の進化と元素合成について手がかりを得る上で、新たな知見をもたらしそうです。

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ガリレオ衛星が「月食」中に謎の発光? すばる望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡で観測
ガリレオ衛星が「月食」中に謎の発光? すばる望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡で観測 2014年6月18日

東北大学などの研究チームは、すばる望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡を用いた観測から、木星の周りを回るガリレオ衛星が、木星の影に入り太陽光に直接照らされていない「食」の状態にも関わらず、わずかに輝いているという現象を発見しました。

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2種類のガス流が織り成す連星系周辺の複雑な構造
2種類のガス流が織り成す連星系周辺の複雑な構造 2014年5月20日

国立天文台などの国際研究チームは、すばる望遠鏡とジェミニ望遠鏡の時間交換枠を通じ、ジェミニ北望遠鏡を使って近接連星系ぎょしゃ座 UY 星 (UY Aur) からの複雑なアウトフローの構造を明らかにしました。ぎょしゃ座 UY 星では、主星から幅広く吹き出すアウトフローが出ているだけでなく、伴星からも細いジェットが出ていることが明らかになりました。

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原始宇宙の中性水素ガスの兆候を発見 〜 宇宙誕生後 10 億年頃のガンマ線バーストから
原始宇宙の中性水素ガスの兆候を発見 〜 宇宙誕生後 10 億年頃のガンマ線バーストから 2014年4月22日

東京大学・国立天文台などの研究チームは、宇宙誕生後 10 億年の時代に発生した、ガンマ線バーストと呼ばれる大質量星の爆発現象をすばる望遠鏡で詳細に解析し、中性原子の割合が高い水素ガスによってガンマ線バーストの光が吸収されている兆候を初めてとらえました。

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すばる望遠鏡、太陽とそっくりな星がスーパーフレアを起こすことを発見
すばる望遠鏡、太陽とそっくりな星がスーパーフレアを起こすことを発見 2014年4月3日

京都大学理学研究科附属天文台を中心とする研究グループは、「スーパーフレア」を起こす恒星をすばる望遠鏡を用いて観測し、そのスペクトルの詳細な分析を行ったところ、太陽と本当にそっくりな星があることを発見しました。この結果は、我々の太陽でも、莫大なエネルギーが放出される「スーパーフレア」現象が起こる可能性を示すものです。

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すばる望遠鏡、アイソン彗星のアンモニアから太陽系誕生の「記憶」をたどる
すばる望遠鏡、アイソン彗星のアンモニアから太陽系誕生の「記憶」をたどる 2014年2月19日

京都産業大学などの研究チームは、2013年11月にすばる望遠鏡を用いてアイソン彗星を観測し、単独の彗星としては世界で初めて 15NH2 (アミノ・ラジカルの窒素同位体) の検出に成功しました。彗星に含まれているアンモニア分子の形成プロセスや太陽系形成期の温度環境に、新たな知見をもたらす観測成果です。

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すばる望遠鏡、合体銀河中の超巨大ブラックホールの活動性に迫る
すばる望遠鏡、合体銀河中の超巨大ブラックホールの活動性に迫る 2014年1月27日

国立天文台の研究チームは、すばる望遠鏡を用いて 29 の合体銀河の高解像度赤外線観測を行いました。その結果、観測したほぼすべての合体銀河で少なくとも一つの超巨大ブラックホールが大量の物質を飲み込んで活性化され、明るく輝いていることが分かりました。

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