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2008年度仁科記念賞受賞の家教授からのメッセージ

2008年12月4日


12月5日の授賞式にて

 このたび2008年度仁科記念賞を受賞させていただくことになりました。大変伝統のある賞で、身に余る光栄です。

 受賞対象となった初期宇宙の観測的研究は、優れた結像性能を持つすばる望遠鏡とユニークな主焦点カメラ、それに微光天体分光撮像装置があってこそ、初めて可能となったものです。多くの知恵と努力の結集として実現した観測的成果も決して個人では達成できなかったものです。

 その意味で、今回の受賞はすばる望遠鏡に関わった皆さんの総合成果の象徴として、最遠銀河の発見等に対して戴いたものだと考えております。関係者の方々に感謝するとともに喜びを共有していただければ幸いです。すばる望遠鏡の今後や次世代超大型望遠鏡構想にとっても追い風となることをおおいに期待しております。

 家 正則

リンク:
仁科記念財団のホームページ
すばるトピックス『家正則氏、2008年度の仁科記念賞受賞』


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