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すばる望遠鏡を支えるスタッフ(1)

2002年1月3日

これから数回にわたって、すばる望遠鏡の運用を支えるハワイ観測所のスタッフを特集していきます。今回は所長室のスタッフを紹介します (情報は掲載当時のものです)。

 

ハワイ観測所長
安藤裕康

― 簡単な自己紹介をお願いします

 ハワイ観測所所長、安藤博康です。出身は兵庫県。趣味は野球と、ハワイに来てから始めたゴルフです。

― 所長とは、どのような仕事をしているのですか?

 観測所の方針を決め、望遠鏡の運用と共にスタッフにとってより良い職場環境作りなどが主な私の仕事ですね。他には職員の相談相手となる事も大切な仕事の一つです。また研究仲間や学生と共に、研究も進めています。

― ハワイ観測所で働くことになったきっかけは?

 そうですね、すばる望遠鏡を作るのに携わった事が、私自身ハワイ観測所で働くことになったきっかけだと思います。

― これからのすばる望遠鏡は?

 これからは望遠鏡をますます性能の高いものにしていくと共に、望遠鏡の運用の効率化、それに向けた観測所の運用体制の整備や改良など、国際的な競争に十分対応していけるシステムにしていきたいと思います。

― 仕事のない日はいつも何をされていますか?

 自分の趣味(野球、ゴルフ)をやったり、本を読んだり、それに妻とハワイ諸島めぐりなどをして過ごしています。

― 天文学を志す方達に何か一言お願いします

 やはり自分の夢を持ってその実現のために諦めないで努力してほしいと思いますね。

 


 

所長室
関口和寛

― 自己紹介をお願いします

 関口和寛です。大阪府出身。趣味は旅行です。

― 所長室では、どのような仕事をしているのですか?

 ハワイ観測所のマネージャーとして、スタッフのマネージメントから日常の運営に関する業務のサポートをしています。さらに自分の研究にも、力を注いでいます。

― ハワイ観測所で働くことになったきっかけは?

 以前南アフリカで働いていた時に、当時すばるプロジェクトを進めていらした小平さんや海部さんに、一緒にやらないかと誘われたのがハワイ観測所で働くようになったきっかけです。

 

― 仕事のない日にはいつも何をされていますか?

 最近は家の庭の手入れに急がしいですね。後は本を読んだりして過ごしています。

― 天文学や宇宙の勉強や仕事を志す人達へ一言お願いします

 とにかく天文学は、非常に大きなスケールを扱う分野なので、いろいろ携われることは多いと思います。やってみれば面白いものは必ずあるはずです。志を持って自分のやりたいことを実行してみてください。

 


 

所長室
デビィ・グチエ

― お名前、出身地と趣味を教えてください

 デビィ・グチエ、ハワイ島ヒロ出身、趣味は手芸です。

― 所長室での仕事の内容は?

 ハワイ観測所での雇用手続きやスタッフのサポートを担当しています。マウナケア山頂において、誰が、いつ、どこで仕事をしているか、皆さんが把握できるようにしていくのも私の仕事の一つです。また休暇や出張の手続きのお手伝いもあります。ですから、私の仕事は観測所スタッフ全員の秘書だと思っています。

 

― ハワイ観測所で働くことになったきっかけは?

 新聞でこの仕事の募集を見つけて応募したのが最初ですね。そして運良く私がハワイ観測所で働けるようになったわけです。

― 週末は何をして過ごしていますか?

 そうですね、忙しくて自分のやりたい事というのはなかなか出来ませんね。息子が学校で野球やバスケットボールをしているので、週末はそれに付き合っていることが多いですね。

― 職場についての感想をお願いします

 とても働くのに良い環境だと思います。いつも新しいことがありますし、いろいろなことを経験できるすばらしい職場ですね。

 

「すばる望遠鏡を支えるスタッフ」のリスト

 

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