たいようけいについて
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  Q. どうして地球ちきゅうまるいのですか?
[小学しょうがく年生ねんせい]
 
 
 
  A.宇宙空間うちゅうくうかん」には、たくさんのガスやチリがただよっています。
ガスやチリがとくにこいところが引力いんりょくによってだんだんあつまり、やがて自分じぶんからひかりだして、ほしまれます。

地球ちきゅうなどの「惑星わくせい」は、ほしまれたあとに、まわりにあったガスやチリがあつまってできます。

ガスやチリがどんどんあつまろうとするちからに対して、天体てんたいなかでは自分じぶんかたちをたもとうとするちからがでてきます。これをあつりょく といいます。

宇宙空間うちゅうくうかんでは、うえしたという方向ほうこうがありません。そのようなところで、これら2つのちからがつりうと、できあがる天体てんたいかたちきゅうになるのです。
小惑星しょうわくせいとよばれるちいさな天体てんたい場合ばあいは、いびつなかたちをしたものもあるんですよ。
 
 



 
  Q. あかつきたのですが、なぜあかつきえるのですか?
[小学しょうがく年生ねんせい]
 
 
 
  A.きっと地平線ちいへいせんまたは水平線すいへいせんちか いところにあるつきたのですね。

つきは、太陽たいようひかりを「反射はんしゃ」して、ひかっています。
そのひかりは、わたくしたちのにとどくまで、地球ちきゅう空気くうきなかとおってくることになります。
なかでも、ひくいところにあるつきひかりは、よりながあいだ空気くうきなかとおってきます。
そのとき、空気くうきなかちいさなチリによって、あおひかりらされてしまいます。
のこったあかひかりだけが、わたくしたちのにとどくため、あかえることがあるのです。
 
 



 
  Q. 太陽たいようつきはどのくらいおおきいですか?また、おもさはどのくらいですか?
[小学しょうがく年生ねんせい]
 
 
 
  A.太陽系たいようけい」で一番いちばんおおきな天体てんたい太陽たいようは、みずからかがやくほしです。
直径ちょっけいは、およそ 1400000 キロメートルもあります。
おもさは、なんと 2000000000000000000000000000000 キログラム (ゼロが 30 コ) なんです。

つきは、地球ちきゅうのまわりをまわる「衛星えいせい」です。
直径ちょっけいは、およそ 3500 キロメートル、おもさは 70000000000000000000000 キログラム (ゼロが 22 コ) もあります。

地球ちきゅう直径ちょっけいは、およそ 13000 キロメートル、おもさは 6000000000000000000000000 キログラム(ゼロが 24 コ) です。

つまり、太陽たいよう直径ちょっけい地球ちきゅうのおよそ 100 ばい体積たいせき地球ちきゅうのおよそ 1000000 ばいおもさは地球ちきゅうのおよそ 330000 ばいです。
また、つき直径ちょっけい地球ちきゅうのおよそ4ぶんの1ばい体積たいせき地球ちきゅうのおよそ 50 ばいの1ばいおもさは地球ちきゅうのおよそ 80 ぶんの1ばいです。
 
 



 
  Q. 地球ちきゅうから何歩なんほあるいたら太陽たいようくの?
[小学しょうがく年生ねんせい]
 
 
 
  A.地球ちきゅうから太陽たいようまでは、およそ 150000000 キロメートルあります。
一歩いっぽを 30 センチメートルとすると、太陽たいようまでは、およそ 500000000000 が、必要ひつようになります。
宇宙うちゅうには空気くうきみちもありませんので、残念ざんねんながらあるくことはできませんね。
 
 



 
  Q. 太陽たいよう地球ちきゅうにどんなえいきょうをあたえていますか?
[中学ちゅうがく年生ねんせい]
 
 
 
  A.太陽たいようは、地球ちきゅうからおよそ1おく 5000 まんキロメートルはなれたところにあります。
太陽たいよう直径ちょっけい地球ちきゅうのおよそ 100 ばい体積たいせき地球ちきゅうのおよそ 1000000 ばいおもさは地球ちきゅうのおよそ 330000 ばいもあります。

太陽たいよう地球ちきゅうにあたえるもっとおおきなえいきょうは、温度おんどでしょう。
わたしたちが地球上ちきゅうじょうにくらせるのも、太陽たいようねつ地球ちきゅう大気たいき人間にんげんめるような温度おんどにしてくれるからです。

反対はんたいに、太陽たいようはっする「放射線ほうしゃせん」などが、地球ちきゅうまわりをまわる「人工衛星じんこうえいせい」にわるいえいきょうをあたえることもあります。
また北極ほっきょく南極なんきょくられるオーロラも、太陽たいようからくる「粒子りゅうし」によってこるのです。

 
 



 
  Q. 土星どせいの「」は、なにからできているのですか?
[小学しょうがく年生ねんせい]
 
 
 
  A.うつくしいをもっている土星どせいは、直径ちょっけい地球ちきゅうのおよそ9ばい体積たいせき地球ちきゅうのおよそ 1000 ばいおもさは地球ちきゅうのおよそ 100 ばいもある、とてもおおきな惑星わくせい なんです。

http://www.nao.ac.jp/Gallery/SolSys/Saturn/sat_0810.jpg

ほとんどが「水素すいそ」や「ヘリウム」というガスからできています。
土星どせいは、オランダのホイヘンスによって 1655 ねん発見はっけんされました。
のあつさは、わずか数百すうひゃくメートルしかないんですよ。
ちょうど、東京とうきょうタワーのたかさとおなじくらいですね。
さて、そのは、すうセンチメートルからすうメートルくらいの大きさのこおりからできていることがわかっています。
なかには、いえおなじくらいのおおきさのこおりもあるといわれていますよ。
 
 



 
  Q.隕石いんせき」はどのくらいのスピードでちてくるんですか?
[小学しょうがく年生ねんせい]
 
 
 
  A.これまで、日本にほん には2ねんに1つくらい、隕石いんせき ちてきています。
世界中せかいじゅうでは、1ねんにおよそ 10 コの隕石いんせきつかっているんです。

太陽系たいようけいなかまわっているちいさな天体てんたいが、地球ちきゅうちてきたものが隕石いんせきです。
一番いちばんおおきな隕石いんせきは、くるまよりももっとおおきいんですよ。

隕石いんせき地球ちきゅうちてくるスピードは、1秒間びょうかんに 15 キロメートルすすはやさです。
これは、時速じそく 54000 キロメートルとおなじになります。
新幹線しんかんせん」のおよそ 270 ばい飛行機ひこうきのおよそ 60 ばいもあるんですよ。
 
 



 
  Q. ながぼしはどうしてできますか?
[小学しょうがく年生ねんせいほか]
 
 
 
  A. よるそらると、たくさんのほしがかがやいていますよね。
これらは「恒星こうせい」とよばれる、自分じぶんからひかっている天体てんたいです。
わたくしたちの太陽たいようも、恒星こうせいなんですよ。
夜空よぞらなかにとつぜんあらわれて、いっしゅんでえてしまうながぼし。とてもきれいですよね。
じつはこのながぼしは、太陽たいようなどの恒星こうせいとはまったくちがうものなのです。

宇宙空間うちゅうくうかんには、ちいさなチリがたくさんあります。とてもちいさいため、望遠鏡ぼうえんきょうではることができません。
ところがチリははやいスピードでうごいているため、地球ちきゅう空気くうきとしょうとつすると、あかるくかがやいてすぐにえてしまうのです。
つまりながぼし正体しょうたいは、すうミリメートルくらいのちいさなチリなのです。
このようなチリは、「彗星すいせい」からたとかんがえられているんですよ。
 
 



 
  Q.彗星すいせい」にはどんなかたちがあるのですか?
[小学しょうがく年生ねんせい]
 
 
 
  A. 夜空よぞらには、たくさんのほしが見えますよね。
わたくしたちのえるほしのならびかたは、いつもおなじですね。

2002 ねんがつに、池谷薫いけやかおる さんと中国ちゅうごくのチャン・ターチンさんがつけた彗星すいせいを、池谷いけや・チャン彗星すいせいといいます。

池谷いけや・チャン彗星すいせいのような彗星すいせいは、わたくしたちの地球ちきゅうおなじように、太陽たいようまわりを運動うんどうしています。
そして、太陽たいようちかづくと、きれいな「」があらわれるのです。

うごいている彗星すいせい地球ちきゅうからると、そのときによって、はいろいろなきやかたちになります。
つまり、彗星すいせいには、さまざまなかたちがあるのです。
 
 



 
  Q. ほしと「惑星わくせい」は、ちがうのですか?どうやってできるのですか?
[小学しょうがく年生ねんせいほか]
 
 
 
  A.まずは、ほし惑星わくせいのちがいをおはなししましょう。

夜空よぞらくらいところへくと、たくさんのほしえますよね。
このほしたちはみな、太陽たいようおなじように自分じぶんからひかっている天体てんたいです。
このような天体てんたいを「恒星こうせい」とよんでいます。
惑星わくせいは、恒星こうせいのまわりをまわ天体てんたいです。
恒星こうせいとちがい、自分じぶんからひかっているのではなく、恒星こうせいひかりを「反射はんしゃ」して、かがやいています。
さらに惑星わくせいまわりをまわっている天体てんたいつきです。「衛星えいせい」ともいいます。

では、恒星こうせいはどのようにまれるのでしょうか?
宇宙空間うちゅうくうかんには、たくさんのガスやチリがただよっています。
ガスやチリがとくにこいところが引力いんりょくによってだんだんあつまり、やがて自分じぶんからひかりだして、恒星こうせいつまりほしまれます。

惑星わくせいは、恒星こうせいまれたときに、まわりにあったガスやチリがあつまってできます。
最近さいきんになり、まわりに惑星わくせいまわっているとおもわれる恒星こうせいが、太陽たいようのほかにもいくつかつかってきています。

すばる望遠鏡ぼうえんきょう には、恒星こうせいのまわりをまわ惑星わくせいをさがすための CIAO (チャオ)とよばれるカメラで観測かんそくおこなわれていました。また最近さいきんでは、HiCIAO (ハイチャオ) とよばれるあたらしいカメラでの観測かんそくすすめられています。