# encoded with UTF-8. [[ 初日最後の議論 ]] ・視野の広さについて  Fを変えたら広げられないか?  →かなり大変では。F12.9は8mの中で明るい、相対的に広視野に適している  のは広視野AOを実現する上でメリット。 ・学術会議からの質問  可変副鏡は日本で開発があるか  →メーカーでの取り組みは始まっている  予算的な枠組みはどうなっているか ・AOの仕様について  可変副鏡とAO188を組み合わせてMCAOができないか  可変副鏡をGLAOに特化させるのではなく、LTAO / Extreme AO的な可能性も  追求することが、幅広いコミュニティの支持を得ることにつながるのでは ・AOシミュレーション、大気モデルについて  シミュレーションで期待できる結果が出ているが、裏をとっておく必要。す  ばるのサイトでシーイング測定を行う計画はあるか  → すばるの場所で特に高さ方向の大気揺らぎの測定を行うことが重要とは  認識しているが、具体的な予定はまだたっていない。これから検討したい。  シミュレーションについて、まだ初期的な結果であり不定性があることに注  意する必要。特にK-bandで良いシーイングの時のような、回折限界に近い、  0.1秒台の性能が出ているような部分では、ノイズが効いてくる可能性があ  ると考えられる。一方より条件が悪い場合や波長が短い部分では大気ゆらぎ  が支配的なのでノイズを入れても今回の結果と大きくは変わらないだろうと  考えられる。また、Geminiのfeasibility studyでの複数のシミュレーショ  ンソフトウェアでの比較を行った結果とも照らし合わせており、consistent  になっている。  TMTサイト調査では高さ方向の大気揺らぎの調査はやっていないのか  →TMTサイトはすばるからはだいぶ離れているが、山頂とTMTサイトとの間く  らいと思えば参考になるかもしれない。 ・可視域でのAO性能について  500nmくらいで、0.66"で0.4秒台になるというのは本当なのか、理想的な状  況だからなのか  → 素子数が多いことに起因しているのかもしれない。短波長側はこれまで  あまり注意していなかったので、これから詳しく見ておきたい。  → 赤外では地表付近の乱流による乱れはほぼ完全に補正され、上空の成分  だけが見えるようになっている。一方可視域では地表付近も部分的な補正に  とどまり、広い裾野をもった成分と上空の成分が重なったものになるだろう。  可視での性能:AO188の場合 (美濃和資料)  V-bandでは、FWHMでみるとseeing 0.5"が0.15"くらいになる。コアが立って  ハローは大きくある感じになっていてStrehlは大きくない。撮像はハローの  影響が無視できないが、分光ではゲインがあるのでは。  SCExAOではAO188の後に1000素子のDMで高速の波面補正を行う計画。コロナ  グラフの性能向上がメインだが、可視でのラッキーイメージング的なことも  行う計画。 [[ 銀河系内のサイエンス ]]  銀河中心のサイエンスで特に具体的なrequirementが出ていた。5分角で  100masを実現するには?  →MCAO的、LTAO的な性能を出すことができれば可能か。 [[ 二日目総合討論 ]]  ワーキンググループでは広視野AOを検討し提示した。今日はサイエンスケー  スを出してもらい、広視野AOに適したサイエンスを多く出してもらえた。  今後個別のサイエンスケースについて、次世代AOの性能とマッチするようさ  らに詰めていく。半年くらいの時間スケールで。  AOの種類によらない共通コンポーネントの基礎的な研究・検討は進めていく  この討論では以下をまとめておきたい。  (1) サイエンスケースからの要求仕様について。  今回で結論を出すものではないが、今回の意見をまとめておく。  (2) 今後ワーキンググループで検討すべきこと。アクションアイテムを整理  しておきたい。  ・2010年代の光赤外を検討した中で広視野赤外撮像というのがあった。GLAO  で最大20分角という話だったが、これはSuprime-Camの視野に近く、しかも  GLAOが効いているのであればかなり良いのではないか。かつての検討でサイ  エンスは具体的に議論されていたのか。  → サイエンスについてその検討をした人を入れたらよいということか?  → そうだ。 ・高見所長からのコメント  まとめスライド参照  ・可変副鏡を使った高解像度AOへの期待があった  ・コミュニティの支持を得られるか  ・中規模計画の要件 - 価値、主体性、充実度、技術、経費、波及効果。   これらを追究していきたい。 ・カセグレン装置の視野で最大8.2'という話をしたが、一つの例であり、工夫  次第で色々可能性があるだろう ・西村副所長のコメント  ・MOIRCSは当初視野4分割を考えていた。光学系のスペースなどから二つに  するよう説得したが、4分割も可能性はある。 ・CIAX3の寸法は3.2m x 2m x 2m。重量はMOIRCSで2.3tで、新装置を考える上  で大きな問題。 ・広視野はスペースに任せるべきと思うがすばるでやるなら主焦点も考えられ  るのでは。 ・撮像はスペースが有利だが、多天体分光なら強力になる部分もあり得る。 ・サイエンスからの要求仕様のまとめ  一つひとつ確認する時間はないが、皆さんに確認してもらい必要であれば修  正、追加してもらうということにしたい。 ・今後のWGアクションアイテム  GLAOで可能な視野を装置を含め検討  可変副鏡でLTAO的な性能を出せるかの検討  波長域: L-band、可視域での性能の検討  (C) すばるサイトでのシーイング測定の計画を立てるべき  → かつてはシーインググループがあったが今は散発的になっている。次世  代AOだけでなく観測所として重要な項目であり、体制の再構築の必要。  (Q) Mark Chunとの連絡は  → 来週マウナケアAOミーティングがある。Mark Chunだけでなくマウナケア  のAO関係者が多く集まるので、シーイング測定についても議論したい  (C) 次世代AOができた時にはキュー観測で、よいシーイング条件ではそれが  必要な観測が適切に実行されるような体制を確立する必要  → 観測所内で議論していく ・検討報告書をまとめる、協力をお願いする  (C) 日本での検討を海外に知らせるため、英語で作成することを念頭におい  てほしい ・(Q) Geminiの状況は  →最近所長が変わった。D. Simonsから F. ChaffeeがInterim Directorに。  Simonsは引き続きGeminiにおり、GLAOを推進したい考え。  協力はしていきたいが、日本での検討をしっかりする必要。 ・(C) 今回も海外からの参加の希望があったが、まず日本での検討をしっかり  することを考えて、今回は参加してもらわなかった。  次のUMもしくはその前後には海外との話し合いをすることになるだろう。 (以上)