国立天文台すばる室主催  すばるデータ解析講習会 (Suprime-Cam) のお知らせ
国立天文台すばる室では下記の要領で「すばるデータ解析講習会」を開催致します。 開催日時   2月27日(月)10:00 〜 3月1日(水)15:30 開催場所  国立天文台・三鷹・解析研究棟1F院生セミナー室 及び 計算機室 世話人:有本信雄(責任者)、小宮山裕、佐藤康則、仲田史明、八木雅文 (国立天文台) 協力:天文学データ解析計算センター ● 趣旨 すばる望遠鏡は安定した観測を続け、良質なデータを量産しています。世界第一 級の観測成果も上がり、欧米の大型望遠鏡と肩を並べる望遠鏡として評価されて います。一方、苦労して観測したにもかかわらず、データ解析の難しさから貴重 なデータをお蔵入りさせているケースがあります。また、公開アーカイブ (smoka)では観測後18ヶ月を過ぎたすばるの全データが公開されていますが、解 析の手法が分からないため、手を出さずにいる方もいらっしゃるようです。 このような現状に鑑み、国立天文台すばる室では、「すばるデータ解析講習会」 を継続的に行い、より多くの研究者にすばる望遠鏡を使った研究ができるようお 手伝いすることにしております。 今回の講習会では、可視広視野撮像装置である Suprime-Cam の標準的な解析ソ フトとマニュアルを天文台で用意し、これを元に実習を行って参加者全員が撮像 データ解析を一通り習得することを一つの目標とします。また、Suprime-Cam の データを用いて研究を行っている研究者の方から、データを用いてどのような研 究ができるのか、および、解析の際に注意すべき点はどこかについての講演を頂 きつつ、撮像データ解析の基礎理論、公開アーカイブの利用方法などの講習も併 せて行なう予定です。 ● 参加対象者 今回は大学院のM1からD2の方を優先対象として想定しています。学部4年生 の方には経理の都合上旅費宿泊費を出すことはできないのですが、この点を御了 解頂ける方の御参加は歓迎致します。研究員、スタッフの方の応募も受け付けま すが、院生の方が優先である事は御理解下さい。なお、実習に使用できる端末は 全部で8台程度しかないため、応募者が多い場合には、こちらで参加者を絞らせ て頂きますので、これも予め御了承下さい。 また、今回は天文台の宿泊施設であるコスモス会館が既に満室です。宿舎は武蔵 境や調布近辺のホテル等を、それぞれ参加者御自身で確保して頂く事になります。 この点も予め御了承下さい。 なお、UNIX の稼働するノートパソコンを持参頂ける方は、上記端末8台の制限 とは別に、そのノートパソコン上で解析頂くという形で御参加頂く事も可能です。 但しこの場合も旅費の援助はありません。 この講習会は全国の大学・研究機関ですばる望遠鏡を使って研究のできる新しい 世代を育成することが目的です。指導教官の皆様は是非この機会をご利用くださ いますよう御検討下さい。講習会後に実際に解析を行なってみた際に疑問が生じ た場合のアフターサポートの準備も現在進めております。 ● 参加申込 参加を申し込まれる方は、以下の「様式1」に必要事項を記入し、 2006年2月9日(必着) までに、すばる室の木村 kimura (at) optik.mtk.nao.ac.jp 宛に送付してください。 2月13日を目処に応募者の方に御連絡致します。
*************************** ** すばるデータ解析講習会参加 申込書 (様式1)** *************************** お名前: 所属: 職・学年: 指導教官の名前:   (注:申込前に必ず指導教官の承諾を得てください。) 連絡先住所: 電話番号: FAX番号: 電子メール: 旅費補助希望の有無: 希望する or 希望しない 旅費補助希望の方   住所(所属機関):   出張日程 : 2月 日 〜 3月 日   宿泊数  :   発駅   : より効果的な講習会を目指すため、以下のアンケートにお答え下さい。 ・本講習会で、特に何を知りたいとお考えでしょうか? できるだけ具体的に記載して下さい。
不明点等ございましたら、 subaru-koushukai (at) optik.mtk.nao.ac.jp までお願い致します。