準備 ※ここでは sb 系の上で準備します。 SExtractor, IRAF のインストールは一旦すっとばします。 0)それぞれ、ディレクトリを作成して下さい。 今回(2007/10)は、sb5x のどこかの /mb5*/ の下に 作る事を推奨します。 例) % mkdir /mb53a/yagims 以下、この /mb53a/yagims のようなディレクトリを (あなたのディレクトリ e.g. /mb53a/yagims) と書く事にします。 1)そのディレクトリに cd して下さい。 % cd (あなたのディレクトリ e.g. /mb53a/yagims) 確認) % pwd で、現在いるディレクトリを確認します。 2)PATH 環境変数を確認します。 確認) 以下のコマンドで IRAF(cl) と SExtractor の場所を確認します。 % which cl /usr/local/bin/cl % which sex /usr/local/bin/sex この2つのコマンドが必須です。 3)ソフトウェア、sdfred を展開します。 http://optik2.mtk.nao.ac.jp/subaru_red/SPCAM/ にある sdfred ソフトウェア v1.3 (20070827) を自分環境にインストールします。 今回はブラウザを使ってダウンロードしてみて下さい。 置き場所は(あなたのディレクトリ e.g. /mb53a/yagims)が良いです。 % cd (あなたのディレクトリ e.g. /mb53a/yagims) % tar xvzf sdfred20070827.tar.gz これ以降は sdfred マニュアルを参考にしましょう。 マニュアルは WWW ブラウザで上記ページの sdfred 日本語マニュアル v1.3 (SDFRED_manual_ver1.3.html) を見て下さい。 4)ソフトウェアを make します。 % cd sdfred20070827/ % ./configure % make all 5) PATH 環境変数を設定し、(あなたのディレクトリ e.g. /mb53a/yagims)/sdfred20070827/bin/ が PATH の先頭に含まれるようにして下さい。 確認) 以下のコマンドで imcio2a は (あなたのディレクトリ e.g. /mb53a/yagims)/sdfred20070827/bin/ に あることを確認します。 % which imcio2a 6)実習用データを展開します。 このデータは /mb98c/yagims/spcam_training_data.tar.gz に置いておきます。 % cd (あなたのディレクトリ e.g. /mb53a/yagims) % tar xvzf /mb98c/yagims/spcam_training_data.tar.gz これで spcam_training_data/ というディレクトリができます。 7)データをみてみましょう。 % cd spcam_training_data/ % ds9 SUPA00195120.fits 8)このまま spcam_training_data の下で作業してもいいのですが、 今回は別ディレクトリで作業することにします。 % mkdir (あなたのディレクトリ e.g. /mb53a/yagims)/work と、work というディレクトリを作成して下さい。 そして、ここにこの元データへのシンボリックリンク(参照)を張り、 ブランク情報はコピーします。 % cd work % ln -s ../spcam_training_data/SUPA*.fits . % cp ../spcam_training_data/blankmap* . 最後の . を忘れないように。 以下「作業ディレクトリ」は (あなたのディレクトリ e.g. /mb53a/yagims)/work です。この後、作業は全てここで行ないます。 9)作業ディレクトリで IRAF の準備をしておきましょう。 % cd (あなたのディレクトリ e.g. /mb53a/yagims)/work/ % mkiraf 尋ねられるので xgterm と入力して下さい。 一回間違えたら、やりなおすと uparm を update しますか とか聞いてくるんですが、ここは y で良いです。