Last Up Date 2001.7.24
Before Observations
2001.6-7のランをもとに観測ランのシーケンスを記録
●観測前
液体窒素発注
ステータスファイルの書き換え
インストールしてあるフィルター、窓、スリット、レンズ、回折格子
現在のフィルター、窓、スリット、レンズ、回折格子
真空引き
デュワー閉め
ポンプ取り付け (ターボ分子、スクロール)
真空引き
真空度モニタ
予冷
液体窒素をカセ床に運ぶ
予冷配管組み立て
予冷
冷凍機ON
真空ポンプOFF
温度モニタ起動
冷却
温度チェック
計算機接続
設定、pingチェック
SOSSソフトウエア更新
プログラムを指定場所に置く
検出器駆動試験、駆動系駆動試験
ソフトウエア更新試験
デコードエラー潰し
●観測中
検出器立ち上げ(CSC立ち上げ、検出器ウインドウ立ち上げ)
winset
obswin
/export/scr/comics/memo のしたのメモに沿って検出器起動
SOSS立ち上げ
ows2等にログイン(CDE環境)
右クリックでSOSSログインを選択
ID等入力--> 観測者、オペレータ等を入力
Observation Operationをクリックしてメイン制御画面を立ち上げ
・ows2
プロポーザルIDでログイン
そのIDでSOSSを立ち上げ
(CSCが立ち上がってExec Allをした後で)Allocation
ConfigからObwervation Operation(Configuration Setup)を選択
装置を選択して、"Observation"モードでアロケーション
Abstract Command画面を出す。
COMICSはIMAG_SPEC_NOCが現在使用しているもの
他にCOMMON TOOLなどを使う
抽象化コマンドINIT_COMICS 実行
観測の最初に実行するステータス取得プログラム
抽象化コマンドBOOTVGW 実行
(ows2でxhost +をしていないこと (xhost -すればよい))
抽象化コマンドBOOTQDAS 実行
(ows2でxhost +をしていないこと (xhost -すればよい))
駆動ファイル等(.cd, .op等)をロードするには、
File--> Load --> File
.cdとか.opの にはさまれた範囲が"OO"
Observation OperationウインドウのFile-Loadから見える
ktermをいちまい開き、xhost +をしてcomicsにログイン
comics:/home/comics でsosswinを実行
comicsから抜けて、xhost -しておく
comicsのyymmddcsc.logウインドウでtail -f YYMMDDcsc.logをしてCSCログ
を見えるようにする
また、comicsのもう一つのウインドウで、 /usr/tmp/00stk.logをtail -f
で見える要にする (データftp状況ログ)
・ows1
サポートサイエンティスト権限のある自分のアカウントでows1に入って
SOSSをo99200で立ち上げ、必要なら抽象化コマンドのアップデート、
望遠鏡モニタ、環境モニタ立ち上げ
・vgw
観測開始/終了時のWS vgwの起動/終了は望遠鏡オペレータの仕事
観測用ウインドウ立ち上げ
CSC log, ftp log
ヒータ設定
モータ初期化
画像試験取得
初日:瞳撮像モードで光軸調整
更新ソフトウエアのバグ潰し
chopper準備
天体導入
天体位置の微調整
抽象化コマンド SUBS 中の
SUBS_MOVEFILED_AG0 AGを全て切るので大きく動かせる
SUBS_MOVEFILED_AG1 <10"以下の移動量のとき
SUBS_MOVEFILED_AG2 使わない
SUBS_MOVEFILED_AG3 <5"以下の移動量のとき
ピント合わせ
抽象化コマンド FOCUSAGSEQUENCE 自動で星を探してAGで焦点あわせ
FOCUSAG 入っている星を使ってAGで焦点あわせ
標準星
天体
撮像
chop方向/振幅設定
フィルター合わせ
スリット抜き
スカイ撮像
レベル合わせのためのクロック設定
位置合わせ
撮像(NOD/DITHER)
分光
chop方向/振幅設定
フィルター合わせ
スリット入れ
回折格子合わせ(切替え、調整)
レベル合わせのためのクロック設定
位置合わせ(スリットへの星の導入)
抽象化コマンド ADJ_FIELD
!!注!! このコマンドを使うには、使うマシン(ows2が普通だろう)
でxhost -であることを確認。その上でCOMMON TOOLの
抽象化コマンド群中の BOOTVGW/BOOTQDASを実行しておく
必要がある
FRAME_ORG COMQの星が見えている画像を指定
この画像がSlit Frame Displayの画像として表示される
(USE_FRAM=SLITのとき)
FRAME_SLIT COMAのslitが見えている画像を指定
この画像がObject Frame Displayの画像として表示される
(USE_FRAM=SLITのとき)
USE_FRAM=ORGのとき、FRAME_ORG、FRAME_SLITのいずれでもFRAME_ORGで
指定した画像が表示される
このコマンドを実行すると、QDAS systemというウインドウが表示される
Click Pointsを押すと、その後画面上で押した点が目的のslit/
object位置として選ばれる
数字入力も可能。X,Yウインドウを左にドラッグすると、値が
反転して読めるようになるので、その状態でバックスペース、
数字入力をすればよい
また、Last Positionを選択すると、前回の位置に指定される
Object画面でのPick Objectは、天体の近くをクリックすると
自動で天体位置を選んでくれるが、負のイメージには効かない
ので要注意
slit/object位置を指定したら、Setを押す。OK?というウインドウが
出るのでOKすると、移動量が計算され実際の移動が行われる
分光(NOD/DITHER)
FLAT取得
ダーク取得
フィルター合わせ
クロック設定
ダーク取得
FLAT取得
フィルター合わせ(Imfが素どおし、スリット幅は目的のにあわせて)
クロック設定
フラット取得
データ転送 (AC: TRANS_DATA)
●観測終了
検出器の終了
SOSSの終了
・ows2
xhost - を確認した上で
COMMON TOOL SHUTDOWNVGW
COMMON TOOL SHUTDOWNQDAS
を実行。これをxhost -になっていない状態で実行するとおかしいことが
おきる。
SHUTDOWNVGWでVGWが終了しない場合には、
--> SHUTDOWNVGWをもう一度実行
--> でも落ちない
--> 一度BOOTVGWをする
--> もう一度SHUTDOWNVGWをすると古いほうが消える
--> 新しい方は File-->ExitがあるのでそこからExitする
抽象化コマンドウインドウ、コマンドエグゼキュータモニタウインドウ
等をclose
Configからウインドウを出して、装置のアロケーションをFreeにする
SOSSを抜ける
CSCの終了
今QUITがうまく機能していないので、obswinの全てのウインドウを
Ctrl-cして終わる
●現在ある抽象化コマンド
抽象化コマンドINIT_COMICS
観測の最初に実行するステータス取得プログラム
抽象化コマンドBOOTVGW (COMMON TOOLから)
vgwの立ち上げ (AGを使うために必要)
実行画面でxhost +をしていないこと (xhost -すればよい)
抽象化コマンドBOOTQDAS 実行 (COMMON TOOLから)
QDASの立ち上げ (スリットのせをするのに必要)
実行画面でows2でxhost +をしていないこと (xhost -すればよい)
抽象化コマンド
FOCUSAGSEQUENCE 自動で星を探してAGで焦点あわせ
FOCUSAG 入っている星を使ってAGで焦点あわせ
いずれも、デフォルトのステータス値で実行すると、フィット後の
極小点を含まないようなところで実行してしまうことがあるので、
できるだけ、手入力で近い値をいれておくほうが無難
抽象化コマンド ADJ_FIELD
!!注!! このコマンドを使うには、使うマシン(ows2が普通だろう)
でxhost -であることを確認。その上でCOMMON TOOLの
抽象化コマンド群中の BOOTVGW/BOOTQDASを実行しておく
必要がある
FRAME_ORG COMQの星が見えている画像を指定
この画像がSlit Frame Displayの画像として表示される
(USE_FRAM=SLITのとき)
FRAME_SLIT COMAのslitが見えている画像を指定
この画像がObject Frame Displayの画像として表示される
(USE_FRAM=SLITのとき)
USE_FRAM=ORGのとき、FRAME_ORG、FRAME_SLITのいずれでもFRAME_ORGで
指定した画像が表示される
このコマンドを実行すると、QDAS systemというウインドウが表示される
Click Pointsを押すと、その後画面上で押した点が目的のslit/
object位置として選ばれる
数字入力も可能。X,Yウインドウを左にドラッグすると、値が
反転して読めるようになるので、その状態でバックスペース、
数字入力をすればよい
また、Last Positionを選択すると、前回の位置に指定される
Object画面でのPick Objectは、天体の近くをクリックすると
自動で天体位置を選んでくれるが、負のイメージには効かない
ので要注意
slit/object位置を指定したら、Setを押す。OK?というウインドウが
出るのでOKすると、移動量が計算され実際の移動が行われる
抽象化コマンド GET_OBJECT
天体データをNFILEで指定した枚数とる
フィルター等の変更は行わない
CSCのGOを押すことに相当
抽象化コマンド GET_FLAT
フラットデータをとる
OBJECT_NAMEがFLATになる
撮像フィルターがH01になる(素どおしにしておかないと変な模様がのると言って
いたのに対応)
抽象化コマンド GET_FLAT
ダークデータをとる
OBJECT_NAMEがDARKになる
前フィルターがダークになる
抽象化コマンド NOD_OBJECT
nodしながらデータをとる(GET_OBJECT)
動かし先をRA/DECで指定
一点でとるファイル数(NFILE_PERBEAM)、NOD繰り返し数(NNOD_PAIR)も指定できる
最後は移動コマンドが走ってもとの位置に戻る
抽象化コマンド DITHER_OBJECT
ditherしながらデータをとる(GET_OBJECT)
動かし先をRA/DECで指定
4点ditherの場合(撮像用)
1箇所目 現在値(α、δ)
2 (α+RA, δ+DEC)
3 (α+RA,δ+DEC-RA)
4 (α+DEC, δ-RA)
3点ditherの場合(分光スリットのせ用)
1箇所目 現在値(α、δ)
2 (α+RA, δ+DEC)
3 (α+RA+RA, δ+DEC+DEC)
最後は移動コマンドが走ってもとの位置に戻る
抽象化コマンド SETUP_FIELLD
望遠鏡を星に向ける
抽象化コマンド TRANS_DATA
転送する最初と最後のファイルを指定して、実行
ファイル番号の指定は、COMAXXXXXXXXでもCOMQXXXXXXXXでも良い(番号しか
見ていない)
すでに転送済のファイルに付いては転送しないため実行時間はほとんど
かからず、悪影響もない
comics:/usr/tmp/00stk.logにftpログが表示される
comics:/usr/tmp/yymmddcsc.logにもコマンド実行状況が表示される。ここに
Send doneと出れば転送が終わっている
!!注!!
ない番号のファイル転送を大量に発行してしまったとき
実害はないはずだが、なるべくそのファイルに行く前に早急にCSCを
終了 (svrウインドウからCtrl-cで切る)