お知らせ

すばるユーザーズミーティング2011年度 ファーストサーキュラー

2012年1月18日

  • 日時: 2012年2月28日 (火) 午後3時 - 3月1日 (木)

  • 場所: 国立天文台三鷹キャンパス すばる棟 大セミナー室

  • 主催: すばる小委員会、国立天文台ハワイ観測所

  • http://www.naoj.org/Science/SubaruUM/SubaruUM2011/

  講演/旅費援助の申し込みは、上記のウェッブページから2月10日 (金) までにお願いします。


[ 開催趣旨 ]

  すばる望遠鏡は、2000年に共同利用を開始してから 11 年が経過しました。昨年は冷却水漏れ事故に伴い、難しい運用を余儀なくされ、少し足踏みしたところもありますが、これまで天文学の様々な分野で一級の科学的成果を上げ、日本の光赤外線天文学を世界のフロンティアに押し上げてきました。しかし、このモーメントを維持し発展させていくためには、すばる望遠鏡の新たな装置開発や、既存装置のアップグレード、さらには TMT を軸とした新たな時代へ向けた準備など、我々はこれからも絶え間なく前進していかなければなりません。そしてますます厳しくなる国際競争の時代に我々が伍して戦っていくためには、これまでの科学的成果に裏打ちされ、動機付けられたものを戦略的に推進していく必要もあるでしょう。また将来計画に若手の活躍が鍵を握ることは言うまでもありません。

  このような背景の中、今年度のすばるユーザーズ・ミーティングでは、例年よりも科学的成果の発表に重点を置いて開催したいと思います。しかも、若手の講演を優先したプログラムにすること、他分野との混合セッションにすることで相互理解を促進し、すばるの科学的成果を分野を越えて共有できる場にすること、の2点を目指したいと思います。

  また、今年も Gemini 望遠鏡、Keck 望遠鏡やハワイ大学 IfA からの参加者を迎えて、望遠鏡時間交換や国際協力についても議論を交わす予定です。さらに、最終日の午後には、ハワイ観測所および東北大学を中心にして検討が進められている、すばるの次世代 AO のセッションを設け、コミュニティの間で議論できればと考えています。

  今回も是非多くの皆さんの参加をお待ちしております。


[ 内容 ]


2月28日 (火) 午後
ビジネスセッション (日本語)
・所長報告 / 望遠鏡 / 観測装置
・TAC / SAC 報告
・PFS / TMT


2月29日 (水) 午前、午後 - 3月1日 (木) 午前
サイエンスセッション (英語)
・すばる共同利用成果
・ハワイ大学
・時間交換 Keck / Gemini


3月1日 (木) 午後
・すばる次世代 AO セッション (日本語、英語)
・背景 / 技術的検討の報告 / 主要科学テーマ


2月29日 (水) 19:00 -
・懇親会





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