お知らせ
すばる望遠鏡:使用再開についてのお知らせ
2006年11月4日
ハワイ時間10月15日の地震により影響のあった望遠鏡の駆動性能につきましては、角度検出機構の不具合が原因であることが判明し、これを修復したところ本来の精度を達成いたしました。望遠鏡の総合的性能につきましては、今後 3台ある副鏡 (※1) および 9台の観測装置 (※2) を搭載し、総合的な機能を点検・確認しながら、共同利用計画に従って順次望遠鏡の運用を再開いたします。
望遠鏡の調整・修復作業に伴い、中止しております一般見学につきましては、見学コースの安全確認作業が終了し、再開のめどが立ちましたら改めてご案内させていただきます。しばらくの間、お待ちくださいますよう、よろしくお願いいたします。
観測装置 FOCAS を取り付けた総合調整中に
撮影した天体画像
球状星団 NGC2419 【拡大】
- ※1
- 副鏡:口径8.2mの主鏡が集めた天体の光を観測装置に導くための小型の鏡
- ※2
- 観測装置: 天体の光を撮像したり分光したりする機器。9台のうち1台は補助観測装置。他に開発中の観測装置が2台ある
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